理学療法士

介護現場のスタッフの腰痛防止 「抱え上げないケア」とは?

現在、病院や介護施設にて「抱え上げない看護・介護(ノーリフティングケア」を導入していく流れが加速しているそうです。

ノーリフティングケアとは?

ノーリフティングケアとは、海外を中心に活用され人の手で利用者の体を持ち上げたり、抱き上げたり、ベッド上で引きずり移乗動作をしない介護のことです。

目的としては、電動ベッドや介護用リフトなどの福祉機器やスライディングボードなどの福祉用具を活用することで、職員の身体的負担を軽減や利用者負担の軽減です。

メリット

◎腰痛の予防!

◎人手が一人で足りる!

◎力が弱い女性や年齢が高い職員、家族に負担がかかりにくい!

◎実際に使われる側(利用者)のリスクが軽減!

◎操作が簡単なので短期間で習得し新人でも使える!

デメリット

◎器具にお金がかかる

◎操作を間違えると逆に危ない

◎器具の置き場に場所をとる

◎器具に抵抗のある利用者も少なくない

資格はあるの?

ノーリフトケアコーディネーターという資格があります。英語では、No Lift Coodinator(NLCC)という名前でケアの質を考え活動を行うことを称します。

日本ノーリフト協会という所があり、約4日間の講習を受けることでノーリフトケアコーディネーターとして認められるそうです。

価格は4日間で、7万と少しお高めでかすかね。

理学療法士である私の主観

私の主観から言うと、ノーリフティングの流れは大歓迎です。というのも、私は毎日5人~6人の移乗(トランスファー)をしています。間違いなく私が腰が痛いのは、このせいでしょう。ちなみにPTの世界では、移乗で腰が痛くなるのは技術が足りないという話しがあります。確かにそれはその通りです。実際に痛みを感じずに楽にできることもあります。しかし、ケアという観点で行くと私たちPTがする分けではありません。そのことから、現在の私もそうですが、ケアスタッフやナースへの指導をするということが多いです。

はっきり言うと、「移乗は全員に教えて全員できるものではありません!」。トランスファーは人それぞれということもありますし、力や体格も全員が異なります。同じやり方で同じようにはもともと困難なのです。となると、利用者は少なからず負担はあります。もちろん、お金はすごくかかることではありますが、私は推進したい点ではあります。

まとめ

今回は、介護者の負担を軽減し尚且つ利用者の負担も軽減するノーリフティングケアをご紹介しました。今後は、団塊の世代がどんどん施設利用が増え、少子化の影響から1人で1人を支える時代です。私もロボットや器具には若干の抵抗はあるものの使えるものを使わないと困るのは我々労働者です。福祉用具や福祉器具、ロボットなど進化を遂げているものに常に目を向け興味を持ち良いものを取り入れる。身を守るためにも必要なものなので今後も福祉用具などのブログはの書いていこうと思います。

今回も、最後まで読んでもらってありがとうございます♪その他のブログ記事もどうぞ♪

ABOUT ME
Mogu
Mogu
出身地:東北地方 年齢:20代半ば 職業:『理学療法士』として現役活動中。 わたしの目標:産休育休入っても、ちゃんと家族を養いたい! 基本的に365日ダイエットモード入っておりますが、美味しいブログ、役に立つ情報を発信していきます♪♪
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