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大谷翔平選手今季絶望。「分裂膝蓋骨」ってなに?

 

今や二刀流にてメジャーで知らない者はいない、岩手出身の大谷翔平選手。今期は、肘のクリーニング手術(トミージョン手術)にて野手に専念していましたが、膝の「分裂膝蓋骨」にて今季が絶望となりました。

今回は、「分裂膝蓋骨」について理学療法士目線にて解説していきたいと思います。

まずは、膝蓋骨というのが聞き馴染みがないですよね?

膝蓋骨とは?

この聞き馴染みがない言葉の正体は、皆さんが良く聞く言い方に変えますと、

膝の皿ですね。

引用:病気が見える 運動器整形外科

 

膝蓋骨とは膝の前面を保護しており、人体の中で最も大きな種子骨と言われています。膝関節の機能においてとても重要な骨です。

膝蓋骨の役割

①膝関節の保護

②大腿四頭筋をひとつにまとめることで、膝を伸ばす際に靭帯へ効率よく力を伝達すること。

③膝関節の曲げ伸ばし機能の円滑。

膝蓋跳動について

膝蓋骨は動きます!といっても自分で動かさなければなりません。

膝蓋跳動とは、

膝関節を一番伸びた状態にセットした状態で、膝の皿をつまみます。つまんだら、左右交互に動かしてみてください!

こんなに動くの!となった方。まだ、膝の機能は保たれていますね!

え!?全然うごかないわ。となった方。膝関節の関節液が少なくなっていています。

痛みが出た方!もうすでに、膝の痛みが動作の中であるかもしれませんね。必要に応じて、整形受診をおすすめします。

分裂膝蓋骨とは?

膝蓋跳動にて話がすこし脱線しましたので、本題に入ります。

ここまで、膝蓋骨については一般レベルにて皆さんに説明してきました。

では、分裂膝蓋骨とは?ですよね。

簡単に言うと、膝蓋骨は両膝合わせて二つしかありません。そうです、大谷選手は何らかの影響で、通常一つの膝蓋骨が二つ以上に分裂してしまっていたと言うことです。

有痛性分裂膝蓋骨

今回、大谷選手が違和感を感じたのは、症状が出たからでしょう。

通常は無症状の場合が多いですがスポーツを行った際に、違和感や痛みが出るケースがあります。

この障害は、成長期(10~17歳)に多いのが特徴です。

なぜ分裂するの?

膝蓋骨の成長過程が関係していると言われます。もともと、骨が柔らかい(成熟していない)時期に激しい負荷。大谷選手の場合は、野球によるものでしょうか。が原因で分裂してしまったのではないかと考えられます。

原因は、いまだ解明されていないのが事実です。

治療方法は?

有痛性の場合は、炎症がおきているので大腿四頭筋など周りの組織が固くなりやすいです。そのため、ストレッチや使用したあとはアイシング等の処置が必要です。また、必要以上に膝蓋骨に負担をかけないため、筋力トレーニングも必要です。

痛みが強い場合は、運動は控えてください。痛みが続くようであれば、整形受診をおススメします。リハビリテーションなど専門家を頼りましょう。

また、リハビリを行っても痛みが続くようであれば手術適応の可能性があります。

最後に

今回は、大谷選手が今季絶望となった分裂膝蓋骨について記事にしました!所属するロサンゼルス・エンゼルスでは、先天性のものと発表しております。来季の投手復帰には問題はないとのことでしたが心配ですよね。早く完治するのはもちろんですが、私個人としては焦らずしっかり身体を作り直し、さらなる飛躍を来季の大谷選手に期待したいです!

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Mogu
Mogu
出身地:東北地方 年齢:20代半ば 職業:『理学療法士』として現役活動中。 わたしの目標:産休育休入っても、ちゃんと家族を養いたい! 基本的に365日ダイエットモード入っておりますが、美味しいブログ、役に立つ情報を発信していきます♪♪
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